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仙台市議会
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1993-10-21
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経済環境協議会 本文 1993-10-21
都市整備建設委員会 表紙 1993-10-21
都市整備建設委員会 名簿 1993-10-21
都市整備建設委員会 本文 1993-10-21
都市整備建設協議会 本文 1993-10-21
公営企業委員会 表紙 1993-10-21
公営企業委員会 名簿 1993-10-21
公営企業委員会 本文 1993-10-21
公営企業協議会 本文 1993-10-21
総務財政委員会 名簿 1993-10-21
民生衛生委員会 名簿 1993-10-21
民生衛生委員会 本文 1993-10-21
民生衛生協議会 本文 1993-10-21
異常気象災害等対策特別委員会 表紙 1993-10-21
異常気象災害等対策特別委員会 名簿 1993-10-21
異常気象災害等対策特別委員会 本文 1993-10-21
総務財政委員会 本文 1993-10-21
総務財政協議会 本文 1993-10-21
市民教育委員会 表紙 1993-10-21
市民教育委員会 名簿 1993-10-21
市民教育委員会 本文 1993-10-21
市民教育協議会 本文 1993-10-21
経済環境委員会 表紙 1993-10-21
経済環境委員会 名簿 1993-10-21
民生衛生委員会 表紙 1993-10-21
経済環境委員会 本文 1993-10-21
総務財政委員会 表紙 1993-10-21
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仙台市議会 1993-10-21
民生衛生委員会 本文 1993-10-21
取得元:
仙台市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-24
1: ※会議の概要 2:
◯委員長
ただいまから
民生衛生委員会
を開会いたします。 本日は、
八島幸三委員
より欠席の届け出がありましたので、御
報告
いたします。 本日の日程は、お
手元
に配付のプリントのとおりであります。 なお、
委員会終了
後、引き続き
協議会
を開催し、
委員会審査事項
以外の
所管事項
について、
質問等
を願いますので、よろしくお願いいたします。 《閉会中
継続審査事項
について》 3:
◯委員長
それでは、これより
審査
に入ります。 「新しい
精神保健対策
について」であります。
本件
について、御当局から御
報告
をお願いいたします。 4:
◯衛生局長
今回は、「新しい
精神保健対策
について」を御
審査
いただくわけですが、本日は本市における
精神保健対策
の
概況
について御
説明
申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
先生方
御承知のように、
昭和
62年に旧
精神衛生法
の
改正
によりまして新たな一歩を踏み出した
精神保健法
は、
精神障害者
の
人権
に配慮した適正な
精神医療
の
確保
と
精神障害者
の
社会復帰
の
促進
を図ることを柱といたしまして、
昭和
63年7月から施行されたわけでございます。この
法律
では、
権限
、責務の大
部分
が都道府県に置かれまして、市町村の
事業
といたしましては、
精神保健
に関する知識の普及や
社会復帰施設等
の
設置
、
充実等
が規定されてございます。
当市
における
精神保健対策
といたしましては、
精神保健法
に基づきまして
地域住民
の心の
健康づくり
や
精神疾患
の
予防
、
早期発見
、
早期治療
の
促進
、そして
精神障害者
の
適正医療
と
社会復帰
への
援助活動
を
保健所
や
デイケアセンター等
で実施しているところでございます。また、本年6月には
精神保健法
が
改正
されまして、
平成
8年4月から
大都市特例
として、
精神保健業務
の
県知事権限
が
政令指定都市
の長に移譲されることに決定されました。
当市
におきましても、それらを踏まえまして
移譲業務
を円滑にスタートさせるために、昨年度から
仙台
市
精神保健対策協議会
において鋭意
検討
を進めているところでございます。 それでは、お
手元
の
資料
に基づきまして、
仙台
市における
精神保健対策
の
概況
について、
伊藤保健予防課長
より
説明
いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 5:
◯保健予防課長
〔
資料
「
仙台
市における
精神保健対策
の
概況
について」に基づき
説明
〕 6:
◯委員長
それでは、ただいまの
報告
を含めて
本件
について、御
質問等
はございませんか。 7:
◯小野寺
初正
委員
いろいろと御
説明
をいただいたわけですけれど、何点かお伺いしたいのですが、先ほどの
説明
では
仙台
市には現在
精神障害者
といわれる方が4年度末には7,200人いるということですけれども、その
内訳
として
在宅
の
割合
はどれくらいいるのか、病院あるいは
施設
に入っている人と
在宅
の
割合
、その辺はどのようになっておりますか。 8:
◯保健予防課長
入院者
がそのうち755名で、
通院者
が2,326名ということで、
通院者
は
在宅
ですので、実際には
入院者
が755名でございます。 9:
◯小野寺
初正
委員
それから、
精神保健相談事業
をやっておりますけれども、
患者
とか
家族
にとっては非常に重要なことなんですけれども、休日とか
夜間
の
相談体制
はどんなふうになっているのか、お伺いしたいと思います。 10:
◯保健予防課長
保健所
の方に、実際には
精神保健相談員
の方に
連絡
が入ります。
相談員
がいないときは、
保健所
の
予防課長
、係長が動いております。
11:
◯小野寺
初正
委員
休日、
夜間
でもそのような
体制
を行っていると、こういうことでよろしいですね。 12:
◯保健予防課長
夜間
に暴れて騒いでいるときは、とにかく
警察
に保護していただくということで、一時保護していただきます。時間に制限がございますが、保護できることになっておりますので、その上で病院探しということで、真夜中はいたしませんけれども、夜でも一応病院探しということも起こり得ることもありますので、日曜日も当然……。 13:
◯小野寺
初正
委員
休日だと非常に
家族
の方とかが
具体
に困るわけですが、
現実
に
事例
としてありますので、ちょっとお伺いしたのですが、
精神障害者
が自傷あるいは他害のおそれがある場合、
警察
に通報するわけですが、
警察
は傷害の
現場
を認知しないと
対応
してくれないんですね。こういう場合はどのようにまず
対応
したらよいのか、これが
一つ
です。 それから
あと
、
精神障害者
を
指定医
とかに
診察
、
鑑定
を受けさせようと努力するわけですけれど、拒否する
事例
がありまして、こういう場合はどうすればいいのか、この点についてお願いいたします。 14:
◯保護予防課長
警察官
が
現場
をつかまえないと
障害者
をどうしても保護してくれないということでございますけれども、私も経験しておりますが、再三暴れている
現場
を
連絡
しますと、
警察
の方もいていただいて、すぐに帰らないで見ていただいて、保護してくださることもあります。ですから、どうしても
人権
ということがありますものですから、
現場
をあれしませんと、つかむというのはおかしいのですが、それは法的にもできないことになっておりますので……。
あと
、なおそのことにつきましては、
保健所
の
相談員
とか
保健婦等
が行きまして、
家族
と話し合ったり、
警察
の方に直接
連絡
してまた来てもらうとか、そういう
手配
もしてございます。 それから、2番目の拒否をしている者ということですが、これは専門の
指定医
である
望月先生
が
デイケアセンター
で実際に
鑑定
の立場で
鑑定医
をされておりますので、そちらの方からお話しいただければと思いますが。 15:
◯デイケアセンター所長
ただいまの、
診察
を拒否している
患者
さんの場合ですが、これは
人権
上
通常
の
手続
では、拒否している方を強制的に
診察
することはできませんが、自傷他害のおそれがあるという場合には、先ほどの
措置
の
鑑定
ですね、ということで、2名の
指定医
が
警察官
を同道することもございます。県の
職員
それから
保健所
の
職員
とともに
家庭
に参りまして、時間をかけて説得しながら
診察
をいたしております。 16:
◯小野寺
初正
委員
精神障害者
とその
家族
にとっては、いつそういった
症状
が発生するかわからないと、そうしたこともありまして、非常に
日常生活
の中では不安な
状況
にあると、そうした
現実
がありまして、やはり24時間いつでもそうした際に
対応
ができる、このようなことが必要ではないのかなと、そうした点で
精神科救急医療体制
の確立をこれから強化していく必要があろうと、このように思うのですけれども、
仙台
市の
現状
とこれからの
取り組み
について、お伺いしたいと思います。 17:
◯保健予防課長
現状
につきましては、各区役所の
守衛室
の方に
連絡
を入れますと、
保健所
の
担当
、
課長等
に
連絡
が入るようになりまして、すぐに動くことになっております。先ほどお話し申し上げましたように、
措置入院
の必要な方であれば法的な
手配
をいたします。なおかつ、
保護義務者
の同意が得られれば、
医療保護入院
ということで、
医療機関
を探しまして入院させるということになります。以上でございます。 18:
◯衛生局長
小野寺先生
から御指摘のありました
障害者
に対する
救急体制
といいますか、
現状
は御
説明
申し上げましたように、
精神保健法
という
法律
の
一つ
の制度上の枠といいますか、あるいは
患者自身
の
人権
を守るという観点から、非常に
対応
が難しい面が多々あるわけですが、
家族
の
方々
の不安も大きいこともまた事実でございます。今後、そういった
精神
の
障害
を持った
方々
に対する
救急体制
といいますか、24時間の中でそういった
対応
ができる、どういう仕組みが
考え
られるのかを含めまして、ひとつ研究、
検討
をさせていただきたいと思います。 19:
◯小野寺
初正
委員
それから、
精神障害者
に対する
保健所
の
訪問指導
についてですが、
平成
4年度の
実績
では実
人員
914人、延べで2,959人となっておりますが、
精神保健
の
相談員
ないし
保健婦
の1人
当たり
の
担当人員
はどれくらいになっているのかと。私の方から見ますと、
職員体制
にかなりの
負担
があるやにも聞いているわけですが、この辺についてはどのようになっておりますか。 20:
◯保健予防課長
実際には、
保健婦
1人
当たり精神障害者
ではなくて
仙台市民
、大体1万人を受け持っておりますが、ただいま
把握
しております7,200を93人が受け持っているということになります。 21:
◯小野寺
初正
委員
かなり厳しい
状況
でされているということで、そうした点で今後
具体
的な
対応
を
現場
に合わせた形でお願いしたいなと。それから、
デイケアセンター
では、
回復途上
にある
精神障害者
に対して、自立した
社会生活
ができるための
デイケア指導
を実施しているわけですが、
平成
4年度の
実績
では90人ですか、
通所者
に実施したと。そこで、
継続
と
新規
の
内訳
をお示し願いたい。それから、
修了状況
、
修了
してからの目的にあります
社会復帰
という点で、
修了
とか
求職活動
、この辺についてはどんなふうになっているのか、お願いしたいと思います。 22:
◯デイケアセンター所長
デイケア指導
を行っている
在籍者
のうちの
新規
の方ですが、
平成
4年度は新
通所者
は18名になっております。これは、6カ月一期で指導しておりますが、
通常
の方は1年半ないし2年くらい通われます。
継続者
が多いものですから、
新規
に入る方は1年に18名ということになります。それから
修了状況
ですが、
平成
4年度は22名の方が
修了
いたしております。このうち
就労
した方が4名、就学した方が1名、
求職活動
が1名、
家庭復帰
をした方が7名、
共同作業所
、先ほどの
パル
三
居沢
、それから今年度は
パル泉
、それらの
共同作業所
に
通所
した方が5名、それから
通所
の意思が途中で喪失して中断をしてしまった方が4名ございます。それから、
就労
というようなことで御
質問
がございましたが、なかなか
一般就労
という形では、大勢の方が
社会復帰
することが難しいのが
現状
です。
デイケアセンター
では
就労援助プログラム
を組みまして、
一般就労
ではなく、いろいろな
援助つき
の
就労
ですね、県の
障害者職業センター
、それから
公共職業安定所
などと連携をとりまして、
職業訓練
を受けた後で
障害者
であるということを理解していただいて雇用していただく、そういうシステムを利用する道を現在探っております。以上です。 23:
◯小野寺
初正
委員
それから、
回復途上
にある
精神障害者
にとって、
住宅
の
確保
というのは大きな問題なわけですけれど、一般的には
入院患者
の約2割は、
地域
での
支援体制
が整えば退院が可能と言われているようですけれども、そうした
住宅
の
確保
と
社会復帰
のための
訓練作業
を兼ねた
援護寮
とか
福祉ホーム
の
設置
について、
現状
についてどんなふうになっているのか、お聞きしたいと思います。 それから、
作業訓練
のための
小規模作業所
の
設置
についても、あわせてお願いしたいと思います。 24:
◯保健予防課長
援護寮
と
福祉ホーム
でございますが、現在のところ
仙台
市にはまだございませんけれども、実際には
通所授産施設
の2カ所の需要を見ながら
検討
してまいりたいということで、内部では話が出ているところでございます。 それから、
小規模作業所
につきましては、一部の
医療機関
から実際にお話が出ておりまして、
助成措置
ができるのかどうか
検討
中でございます。 25:
◯小野寺
初正
委員
通所授産施設
については、
パル泉
、
パル
三
居沢
があるわけですけれども、
検討
されているということなんですが、
具体
にどれくらいの対象の
障害者
がおられて、今後の推計も含めて、今後の
設置計画
とか、この辺についてはいつころをめどにつくるとか、そこら辺の
取り組み
についてお伺いして終わりたいと思います。 26:
◯衛生局長
率直に申しまして、
具体
的に今後の
整備
をどういう形で進めていくかということまでは、まだ詰めておりませんけれども、一応
援護寮
と
福祉ホーム
につきましては、基本的には
全国
的な
設置状況
を見ますと、例えば
援護寮
は
全国
で49カ所ございまして、そのうち地方自治体が
設置
しているのは7カ所ございますし、
福祉ホーム
の場合は
全国
で55カ所ございますが、自治体で
設置
しているのはゼロで、ほとんどは
医療法人
なり
社会福祉法人等
が
設置
しているのが多いわけでございますが、今のところ基本的な
考え
としましては、市の方が助成する形でも、ほかの
団体
での
設置運営
を期待して
整備
していこうというような
考え
を持っているわけですが、ただ
仙台市内
の
団体
がこういった
社会復帰
の
施設等
についてどういう
考え
を持っているか、
情報
も十分
把握
していない
状況
でございますので、そういった点も
情報
を
把握
しながら、今後の
整備
について主として進めるに当たっての
考え
方をまとめていきたいと、そういうことで
検討
いたしたいと思います。 27:
◯洞口邦子委員
今、
小野寺委員
からいろいろと質疑がありましたけれども、まだ
具体
的には
整備計画
が進んでいないということですけれども、
計画
なしで進めるということではないと思いますけれども、
計画
を持つ目安といいますか、そういうのがあれば、いつごろまでに
計画
をつくっていくのか、教えていただきたいと思います。 28:
◯衛生局長
いつまでつくるかと、まだそこまで詰めておらないんですけれども、いずれにせよ、
情報
の収集から取りかかりまして、来年度
あたり一定
の
考え
を少し固めていきたいなと、そのような気持ちでおります。 29:
◯洞口邦子委員
現在、約7,200人の
精神障害者
がおられるということですけれども、ここ数年の
推移
がもしわかれば、どのような
ふえ方
をしているのか、教えていただきたいのですが。 30:
◯保健予防課長
精神障害者
の
把握数
ですが、若干
推移
としては元年から見ますと、元年が7,187、2年が7,349、それから3年が7,167ということで、少しは下がっております。ただし、これは
公費負担
と実際の
精神障害者
の
把握
というのは、
結核患者
の
把握
と違いまして、きちっとした条件で除外という
手続
がなかなかとれませんので、これがという数字がないものですから、上がったり下がったりの
部分
が若干出てくるかと思います。 31:
◯洞口邦子委員
精神障害者
と一口に言っても、その
症状
の
あらわれ方
というのは多種多様だと思います。従来、
家族
にゆだねられてきた、
精神障害者
の自立や
社会復帰
を図る上で、
施設
の役割は大変重要になっていると思います。三
居沢共同作業所
に
運営補助
をしていたのを、市が運営するようになったというのは大変画期的なことだと思いますので、ぜひ、多様な
障害者
の実態に見合った
施設
を市の責任で建設していただきたいというのが、これは要望です。それで、
大都市特例
が二、三年後から実施されるようですけれども、それに当たっての対処の方針ですね、もしあれば聞かせていただきたいと思います。 32:
◯衛生局長
実は、
今洞口先生
から御
質問
があった
事項
につきましては、次回の
常任委員会
で、
精神保健法
の
改正
による
大都市特例
の問題を御
説明
申し上げることになっておりますので、次回にお願いできればと思います。 33:
◯委員長
洞口邦子委員
、よろしいでしょうか。 34:
◯洞口邦子委員
はい、次回にお願いいたします。 35:
◯委員長
ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36:
◯委員長
なければ、これをもって
委員会
を閉会いたします。...
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